開業から3年が経ち、公認心理師(臨床心理士)や医師として仕事をしておられる方から「スーパーヴィジョン」や「教育分析」のご依頼を頂く機会が増えてきました。専門家の方からのご依頼はたいへん光栄なのですが、導入にあたって何らかの調整が必要となる場合も少なくありません。状況によっては(以下の理由で)依頼そのものをお受けできないという場合も残念ながらときどきあるのが実情です。
心理療法やカウンセリングの専門家の方からのご依頼をお引き受けする際に必ずご説明している重要な点について、以下にまとめておきました。ご依頼を検討いただいている方は事前にご確認ください。
ご依頼はこちらのフォーム、もしくはお電話( 078-271-0155)から承っております。
スーパーヴィジョンについて
・料金は当所の規定に準じます(毎回10,000円)
・原則として、スーパーヴィジョンで扱うのは1事例ごととします。ただし、他の事例に関する緊急性の高い相談がある場合はそのかぎりではありません。
・当該の事例の心理療法・カウンセリングが終了した時点でスーパーヴィジョンも終了となります。別事例に関するスーパーヴィジョンを希望される場合は改めてご相談ください。
・スーパーヴィジョン開始から3か月程度は1セッションごとにご来談ください。以後は状況に応じて頻度を設定することになります(月1~2回の頻度となることが多いです。また、この時点で曜日や時間帯の再調整が必要となる場合があることもご了承ください)
・スーパーヴィジョンの対象は比較的構造化された心理療法・カウンセリングの事例としてください(例:「週1回、毎回50分」など)
・スーパーヴィジョンはSkype等をつかってオンラインで行うことも可能です(初回は直接ご来談ください)
いわゆる「教育相談」について
・当所では以下の理由から正規の訓練としての教育分析を提供することができません。
・日本ユング派分析家協会所属の「シニア・アナリスト」以外の臨床家と経験した心理療法の時間数は「個人分析」(教育分析)として認定されません。現時点で私(大塚)は同協会所属の「資格候補生」(diploma candidate)です。
・ユング派分析家協会の訓練要綱については同協会のウェブサイトに全文が記載されていますので、そちらをご参照ください。
・当然ながら、公認心理師(臨床心理士)、医師、ソーシャルワーカー等の専門資格をお持ちの方も当所で心理療法やカウンセリングをご利用いただくことができます。上述の訓練要綱についてのみ、あらかじめ十分なご注意をお願いする次第です。
・「ユング派の心理療法」をご希望の場合は週に1~2回のご来談が必要です。
大塚プラクシス(神戸三宮):
はじめてのご予約は「初回申し込みフォーム」もしくは「お問い合わせフォーム」にてご希望の日程をお知らせください。お電話( 078-271-0155 )でもご予約も承っております。