C. G. Jung & Jungian Analysts
カール・グスタフ・ユング
20世紀最大の心理学者・精神医学者の一人、カール・グスタフ・ユング。
私たちが普段日常的に口にしている「コンプレクス」や「内向的な性格」などの言葉は、このユングが考えた心理学用語です。
ユングが考案し、そしてその後継者たちが受け継いでいった心理学と心理療法は現在では「ユング心理学」や「分析心理学」と呼ばれています。
ユング自身がどのような治療者・心理療法家であったかについては、以前に翻訳した４冊の本（『ユング 夢分析論』『心理療法の実践』『分析心理学セミナー 1925年、チューリッヒ』『パーソナリティの発達』いずれもみすず書房）も読んで頂ければ幸いです。
ユング派の分析家とは？
ユング派の心理療法の専門家のことを「ユング派の分析家」と言います。
ユング派の分析家になるためには、医師や心理士として十分な臨床経験を積んだ後で、国際分析心理学協会（IAAP）に認定された養成機関で、最低5年間の集中的な訓練を受ける必要があります。
私の場合は臨床心理士として心療内科医院などで12年勤務したのちに、2年間スイスのチューリッヒにある専門機関ISAP(:International School of Analytical Psychology in Zürich)に留学してきました。
（現時点で私がユング派分析家の有資格者ではない点にご留意ください。資格取得は2025年を見込んでいます）
profile
自己紹介
職歴（公認心理師）：
-菊川荒木内科心療内科医院
-神戸公共労働相談所 ハローワーク神戸
ほか
ユング心理学：
-International School of Analytical Psychology in Zürich 留学(2018年〜)
-日本ユング派分析家協会(AJAJ) 資格候補生
出版：
- C.G.ユング『パーソナリティの発達』（みすず書房）
- C.G.ユング『分析心理学セミナー 1925年、チューリッヒ』（みすず書房）
- C.G.ユング『ユング 夢分析論』（みすず書房）
- C.G.ユング『心理療法の実践』（みすず書房）
- M.スタイン『ひとつの心とひとつの世界 越境するユング心理学』（みすず書房）
- M.スタインほか『BTS、ユング、こころの地図』（創元社）
- O.ランク『出生外傷』（みすず書房）
- S.フェレンツィ『精神分析への最後の貢献』（岩崎学術出版）
ほか
